くらし

【記録】普通自動二輪の教習はどんな流れで進んでいくの?【バイク】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、よねまめです。

先日、普通自動二輪の免許を取得しました。

今回は、

教習所ではどんな感じで教習が進んでいくのか

ということを私の教習記録と共に書いていこうと思います。

この記事はこのような人におすすめです。

  • 普通自動二輪の免許を取りたい人
  • どのような感じで教習が進んでいくのか気になる人

普通自動二輪 入学から卒業までの流れ

教習所に入学して、卒業までの流れです。

  • 入学式
  • 1段階
  • 2段階
  • 卒業検定
  • 卒業式

このような感じで進んでいきます。
次から詳しく書いていきますね。

入学式

申し込みをし、教習原簿用の写真を撮り、その後はその日入校する人で集まって校長の話を聞きます。

教習所での教習の進め方が書かれている冊子ももらいました。

貸し出し用のプロテクトパーツやヘルメットの説明もされましたよ。

運転適性検査

四輪の免許を取った方はやったことがあると思うのですが、「運転適性検査」をやります。
色々な問題をやり、そうするとその人の性格や運転時の傾向などが出てくるやつですね。

1時間ほどかかります。

入学の申し込みから検査の終了まで、だいたい4時間くらいかかりました。

自動二輪教習 1段階

四輪の免許を持っている人の普通自動二輪の1段階は、9時間です。

1時間目

  • 自動車からバイクはどう見えるのかの説明
  • 教習車の説明
  • スタンドを立てる練習
  • 発進の練習
  • ギアを変える練習

まず、自動車の運転席から、どこに置いてあるバイクはどのようにミラーに写っているかということや、どこに置いてあるバイクは自動車からは見えていないということの説明がありました。

その説明が終わったら、次はバイクに触ります。

  • どこにどんなボタンがあるか
  • エンジンのかけ方
  • スタンドのかけ方

など色々説明され、練習します。

バイクがものすごく重たいです。
私は跨った後降りる時に、盛大に転倒しました(笑)
2週間くらい打ち身で脇腹が痛かったです💦

スタンドを立ててバイクに跨り、アクセルを回す練習や、ギアを変える練習をします。

いきなりコースを走り出して練習、ということはありませんでした。

発進の練習も、

  1. ちょっと走り出す
  2. 止まる
  3. 後ろに下がる
  4. また発進

の繰り返しで、発進時のアクセルやクラッチの使い方を理解していきます。

2時間目

この時間からコースの外周をゆっくり回り始めます。
まずは発進したらアクセルを回さず、アイドリングでゆっくり外周をくるくる。

走ることに慣れていきます。

慣れてきたら、ギアを変えて走りますよ!

とても楽しいです。

この日は雨でした💦
よっぽど悪い天気でなければ、教習はやるようです。

雨具は教習所で貸してもらえますよ。

3時間目

私はこの時間、シミュレーターでした。
1段階ではシミュレーターを1時間やりますが、1段階のどの時間でやるかは人によって違うようです。

色々な大きさのカーブを曲がり、どの大きさのカーブはどの速度で走ると怖い、怖くないというのを体験しました。

4時間目

まずはウォーミングアップ。
皆で並んで外周をぐるぐる回ります。

この時間はスラロームでした。
先生の後ろに乗って、どのような感じで通るのかを体験します。
説明しながら通るので、しっかり聞いておきましょう。

先生、加速と減速のメリハリをつけてキビキビ走るので、怖いですけどね(笑)
怖くて話が頭に入ってこないです(笑)

後ろに乗って説明を受けた後は、実際にスラロームを走ってみます。
他の人がやっているのを見ると怖く感じますが、実際にやってみると意外と怖くありませんでした。

2速で入り、アクセルを回さずに通ります。
何度かやって慣れてきたら、アクセルをちょっと回しながら通ります。

私は卒業するまで全然アクセルを回せなかったです(笑)

この時間は初めて30キロを出しました。

5時間目

最初はウォーミングアップ。

その後、一本橋とスラロームの練習です。

一本橋は、発進して橋に乗った後、ハンドルでバランスをとりながら1速で渡ります。

橋に乗ったら、橋の少し向こうの地面をじーっと見て無になると上手く渡れます(笑)
ニーグリップを忘れずに〜

ひたすら一本橋とスラロームを練習しました。

6時間目

まずはウォーミングアップ。
私はこの時間で何故か発進する時にエンストしてバイクを倒しました(笑)

この時間は、S字、8の字、クランクをやります。
これもまたまずは先生の後ろに乗って体験し、説明を聞きます。

その後は先生の後をついて走ってみます。

S字、8の字、クランクは進行方向を見ていないとコースからはみ出します。

腕の短い人は、ハンドルを左に切るとアクセルが回ってしまってコースからはみ出るかもしれません。

私も腕が短く、ハンドルを左に切った瞬間にアクセルが回りました。
勢いよくコースからはみ出ました(笑)

びっくりします。
なので、腕が短い人はS字、8の字、クランクで少し前かがみになるか、あまりアクセルを握りすぎないようにしたほうがいいかもしれません

7時間目

AT車の体験です。

でかいし重いし曲がりにくいです。
アクセルをまあまあ回さないと動き出しません。

お尻が滑って落ちそう…💦

この時間は坂道発進もやります。
まあまあ難しいので、説明はしっかり聞いていたほうがいいですよ!

8時間目

まずはウォーミングアップ。

次の時間はみきわめなので、「みきわめのコース」をぐるぐるまわります。

ひたすらぐるぐる。

コースを覚えるのも大変で走るので精一杯ですが、信号はしっかり守りましょう。
忘れがちです、信号(笑)

いつもクルマでは守っている信号ですが、教習だと走るので精一杯で、なぜか見落としてしまうんですよね。
青信号なのに一時停止したり…(笑)

9時間目

みきわめです。

ひたすらコースをぐるぐるまわりました。
これで先生が「良し」の判断をしたら、2段階に進みます!

後半は急制動の練習をしました。

先生の後ろに乗って体験したあと、まずは遅めの速度で練習します。
慣れてきたら、だんだん速度を上げていきますよ。

私はこの時間でみきわめに合格したので、2段階に進みました。

不合格だった人は、追加で教習だそうです。

自動二輪教習 2段階

いよいよ2段階です。
四輪の免許を持っている人の自動普通二輪の2段階は、9時間

私はそれだけでは不安だったため、1時間追加して10時間になりました。

1時間目

この時間はシミュレーターでした。

2段階からは、ウインカーも使います。

四輪の2段階の教習では公道に出ますが、二輪では出ません。
なので、シミュレーターでたくさん危険予知や体験をするようです。

2時間目

ウォーミングアップの後、この時間は「体験」をやりました。

先生が白い旗を上げたら右側を走り、
赤い旗を上げたら左側に移り、
赤い旗と白い旗、両方を上げたら止まるという
瞬時に判断して動く体験。

そして先生の斜め後ろを走り、先生が急制動したら、
先生を超えないように素早く止まるという体験。
急には止まれない、というものですね。

あとは20km、25km、30kmそれぞれの速度でカーブを曲がり、速度が速くなるとカーブが怖くなるのを体験しました。

車線変更の練習も、この時間でやりましたよ。

3時間目

この時間から、卒業検定のコースを練習し始めます。

コースは2種類あるのですが、この時間はひたすら一つ目のコースを練習しました。

4時間目

今回も、一つ目のコースをひたすら練習です。

5時間目

シミュレーターでした。
走りながら、危険予知をします。
バスや曲がり角から、子供や自転車が出てきます。

6時間目

この時間もシミュレーター(笑)
前回とほぼ同じような内容で、危険予知です。

7時間目

前の時間のシミュレーターとセットで受けなければならない学科です。
タンデム走行についてのDVDを見ました。

あとは先生からの「こういった事故があった」という話や、二輪の免許を取る人はこういう理由で取りに来る人もいるという話がありましたね。

8時間目

卒業検定のもう一つのコースを練習しました。

9時間目

両方の卒業検定のコースを走った後、自由練習。
たくさん苦手なところを練習できました。

時間が経つのが早く感じます。
あっという間に1時間です。

普通の人はこれで教習が終わり、卒業検定です。
私はもう1時間乗りました。

10時間目

二つのコースを一回練習した後、自由練習です。
私は本当に苦手だったところのみを少し練習し、後はコースを一通りまわる練習をしました。

ウインカーの消し忘れやつけ忘れに気をつけて、卒業検定のつもりで失敗しないように走りましたよ。

普通自動二輪 卒業検定

いよいよ卒業検定です。

最初に説明があったあと、順番に検定を受けます。
私は2番目だったのですが、待ってる時の緊張が半端ではありませんでした。

高校入試も入社試験もあまり緊張しなかったのですが、この卒業検定だけはかなり緊張しました。

2日前からあまり寝られませんでしたね💦

練習と同じように、落ち着いて走りました。
とにかく焦るとわからなくなってしまうので、落ち着くことを一番に考えていました。

合格発表まで緊張は続きます。

私は無事に合格し、そのあと卒業式でした。

卒業式

卒業したという証明書と、免許センターに提出する書類を渡されます。
この2枚を持って、免許センターに行きます。

校長の説明を聞いて、おしまいです。

そして免許を書き換えしたら、いよいよ公道でバイクに乗れます!

まとめ

もう一度、入学から卒業までの流れを書いていきますね。

  • 入学式
  • 1段階 1時間目 バイクの説明とスタンドの練習、アクセルの使い方とギアを変える練習
  • 2時間目 少し走る
  • 3時間目 シミュレーター
  • 4時間目 スラローム
  • 5時間目 一本橋・スラローム
  • 6時間目 S字、8の字、クランク
  • 7時間目 AT車体験、急制動
  • 8時間目 みきわめコース練習
  • 9時間目 みきわめ
  • 2段階 1時間目 シミュレーター
  • 2時間目 体験
  • 3時間目 検定コース①
  • 4時間目 検定コース①
  • 5時間目 シミュレーター
  • 6時間目 シミュレーター
  • 7時間目 学科
  • 8時間目 検定コース②
  • 9時間目 検定コース①②
  • 10時間目 検定コース①②
  • 卒業検定
  • 卒業式
  • 免許センターで免許の書き換え

このような感じで教習は進んでいきます!

シミュレーターは人によって入ってくる時間が違います。

教習中に走るのも楽しいですが、卒業して免許を取ってから走るのも楽しいですよ!

あなたの参考になれば嬉しいです。