「動画編集の勉強をして、動画を作れるようになったけど、
仕事を受注するためにはどんなことをやったらいいの?」
今回は、クラウドソーシングでの案件への応募の前に、
どのようなことをやったらいいか書いていきます。
実際に私がやったことも一緒に書いていきますね。
Contents
自分のスキルが証明できるものをつくる
まず、仕事を探す前に「自分のスキルが証明できるもの」を作ります。
こんな作業ができますよ、というものをまとめたものですね。
ポートフォリオと呼ばれています。
このポートフォリオ、「いるの?」と思う方もいると思うのですが、必要です。
一度、発注側の目線になって考えてみます。
どんな作業ができるのか、実際に動画で見て確認できる人の方がいいですよね。
できる作業が全くわからない人に頼むのは怖いです。
クラウドソーシングでの募集を見ていても、
「ポートフォリオを提出してください」と書かれている案件はたくさんあります。
なので、必ずポートフォリオは作ってください。
動画編集のポートフォリオの構成
いきなりポートフォリオをつくるといっても、どんな構成にしたらいいかわかりませんよね。
そのような時は、YouTubeで既に上げられているポートフォリオを参考にします。
- 簡単な自己紹介
- 出来ること
- 稼働時間
- 使えるソフト
- 連絡先
を入れているポートフォリオが多いです。
ポートフォリオを作るときの注意点
ポートフォリオを作る前に、注意してほしい点がいくつかあります。
それはこちら。
- 長すぎるのはNG
- 必要のない自己紹介は削る
順番に説明していきます。
長すぎるのはNG
ポートフォリオはなるべく、短くまとめた方がいいです。
クライアント側も忙しいからです。
応募してきたたくさんの人のポートフォリオを見るので、時間がかかります。
一人一人のポートフォリオは全て見ていられません。
というか、ポートフォリオ動画を最後まで見てもらえると思わない方がいいです。
クライアントの時間をなるべく取らないように、コンパクトにまとめましょう。
一番伝えたい部分は最初に持ってきます。
たまにアニメーションに力を入れて、オープニングで5秒以上あるポートフォリオを見かけますが、長すぎです。
全体的な長さは、1分ほど。
これ以上続くと、長いと思ってしまいます。
長くても1分半には収めましょう。
私は初案件を取る前、YouTubeで活動をしていたので
当時活動していたYouTubeチャンネルを実績として載せていました。
元々YouTubeで活動していて、編集も自分でやったという方なら、まずはそのYouTubeチャンネルを実績にして案件に応募しつつ、ポートフォリオを作ってもいいと思います。
私はそのような流れでした。
現在はポートフォリオとYouTubeチャンネル、両方のURLを提案文に載せています。
必要のない自己紹介は削る
自己紹介の部分で、現在どのような活動をしているのか、
経歴はどのような感じなのかをさらっと少しだけ入れるのはいいのですが、
趣味などお仕事に関係のないものは入れないようにしましょう。
提案文の書き方を調べる
次に、提案文の書き方を調べます。
私は様々な動画やサイトをみて、どんな構成で提案文を書いたらいいか調べました。
その結果、現在の提案文の構成はこのような感じです。
- 最初の挨拶
- 軽い自己紹介・経歴
- ポートフォリオ
- 使用ソフト
- 作業時間
- 連絡可能時間
- 「重視する点」に対しての返答(書かれている場合)
- 最後の挨拶
気をつけているポイントについてはこちら。
- 項目と項目の間は一行あける
- 「。」が来る度に必ず改行
- 提案文は長くなりすぎないように
ギチギチな文章は本当に読みにくく、読む気がなくなるので所々間をあけましょう。
また、長すぎる提案文も読むのが大変です。
クライアントは忙しいので、伝えたいことをなるべく簡潔にまとめます。
たまに「項目をコピペして応募してください」
という案件もあります。
その場合、最初に必ず挨拶を入れ、コピーして貼り付けた項目に沿って提案文を作っていきます。
最後の挨拶も忘れずに。
全て提案文を書き終わったら、
- 誤字脱字がないか
- ポートフォリオのURLは合っているか
- 改行がきちんとされており、読みやすい文章になっているか
を必ず確認してくださいね。
できそうな案件を探す
ポートフォリオが完成し、提案文の構成がわかったら次に案件を探します。
今回はクラウドソーシングでの探し方を書いていきます。
初めての場合は、とりあえず一つずつ見ていきます。
気になった案件の文章は必ずしっかり全て読むようにしてください。
現在の自分の編集レベルで大丈夫なのか不安な場合は、参考動画が載せられている案件に応募してみましょう。
参考動画くらいの編集ができると思ったら、応募してみてください。
いくつかの気になった案件に応募したら、あとは連絡待ちです。
採用されなかった場合、ちょっとショックかもしれませんが、よくあることです。
提案文やポートフォリオの改善点を探してもっと良くしつつ、案件に応募し続けましょう。
ちなみに私の場合、初めての案件は2500円ほどのものでした。
カット後の長さは10分前後、他にはほぼフルテロップと効果音付けの作業がありました。
まとめ
今回の内容をまとめます。
- 自分のスキルを証明できるものをつくる
- 提案文をつくる
- できそうな案件を探していく
- 長くなりすぎないようにする
- 無駄な自己紹介は削る
- 最初の挨拶
- 軽い自己紹介・経歴
- ポートフォリオ
- 使用ソフト
- 作業時間
- 連絡可能時間
- 「重視する点」に対しての返答(書かれている場合)
- 最後の挨拶
- 項目と項目の間は一行あける
- 「。」が来る度に必ず改行
- 提案文は長くなりすぎないように
最初はなかなか案件が取れないと思いますが、
ポートフォリオや提案文を改善しつつ、できそうな案件にたくさん応募していきましょう。
初めて案件が取れた時は、本当に嬉しいですよ。
あなたの参考になれば嬉しいです。